SONYのイヤホン「STH40D」のレビュー
SONY オープンイヤーステレオヘッドセット STH40DJP H を購入しました。
今回は実際に使用してみてのレビューを書いていきます。
デザイン
装着感
音質
外音の聞き取りやすさ
音漏れ
その他
の項目に分けてレビューしていきます。
なお、環境は
PC-FOSTEX PC100USB-STH40D
となります。
音源はPlayMusicのストリーミング、主に邦楽ロックを聴きました。
デザイン ★★★★☆
プラスチック製で軽いですが、マットな質感と独特な形状により、それほど安っぽさはありません。カッコいいです。
ただし、独特なデザインのため、無駄に目立ってしまうかもしれません。
装着感★★★★☆
軽く、開放感があり、ズレる事も無く非常に快適です。
また、独特な装着方法ですが、慣れれば片手でも簡単に装着できます。
ただし、個人的には耳の裏に若干の異物感があります。慣れれば気にならなくなるかもしれません。
イヤーピースは三種類付属しています。
音質★★★☆☆
悪くないです。
まず、最初に解像度の高さに驚きました。同じく解放型イヤホンのEarPodsのように音がゴチャゴチャした感じが全くありません。音がスッキリ分離しています。
ボーカルとギターは綺麗に鳴らしてくれます。反対にドラムの音は物足りない印象。
特にシンバルとスネアの音の抜け感があまりありません。
低音はかなり控えめです。
全体的にスッキリしていて長時間のリスニングに向いた聞き疲れの無さそうな音です。
デュアルリスニングのコンセプトにマッチした音と言えると思います。
ただ7000円クラスのイヤホンとだけ考えると物足りない音質だと感じるかもしれません。
耳を塞がないイヤホンではこれだけ鳴らせる製品はこれとXperiaEarDuo以外には無いと思います。
外音の聞き取りやすさ★★★★★
この製品の売りですね。
まず、音が流れていない状態では、何も着けていないのと変わらないくらい外音がしっかり聞こえます。
通常の音量くらいで音楽を流しても、ほぼ何の問題もなく外の音が聞き取れます。
私の場合は普通の音量であれば問題なく会話できました。
EarPodsでは外の音が聞き取りづらいことも結構あるので、常時着けたままにしておくならインナーイヤー型よりも優秀だと思います。
音漏れ★★☆☆☆
残念ながら音漏れは結構します。
具体的にはEarPodsと同じかそれより若干漏れやすいかなという程度です。
通常の音量であれば電車での使用は問題ないかと思います(ただしその場合ちゃんと音楽が聞き取れるかは微妙)が、図書館など静かな場所での使用は難しいかもしれません。
ただ、耳を塞がないイヤホンとしてはかなり音漏れは少ない方かと思います。
その他
ケーブルは硬めですが、非カナル型なのでタッチノイズは気になりません。
ケーブルの太さは手持ちのイヤホンと比較するとEarPods以上AKGのY23以下というくらいです。
ボリュームコントローラーはケーブルの分岐部分についているタイプです。
プラグはストレートとなります。
片手で開閉できるタイプのポーチが付属しています。Shureのイヤホンに付属するポーチと比較すると大きさはこんな感じです。
総合★★★★☆
一言で言うと快適。そんなイヤホンです。
装着感や音質、外音の聞きやすさの面で長時間着けていても快適な仕様です。
価格も7000円程度ですのでながら聞き用のイヤホンとしては有力な選択肢となってくれると思います。
ソニー SONY イヤホン STH40DJP : インイヤー/開放型/デュアルリスニング/マイク付 2018年モデル ブラック STH40DJP B
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2018/06/23
- メディア: エレクトロニクス
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